- カッコ良い「XY」が気になるが、あまり知らない
- 上級者しか乗れないボードなの?
- 普通のボードに飽きたので、もっと魅力的なボードを教えて!
スノーボードの口コミは滑走技術によって感想が違うので、自分にその評価が当てはまりません。
私はスノーボード歴15年で
ゲンテンスティックを17本以上使い、魅力や各モデルの特徴を熟知してます!お金はかかりましたが、誰よりも詳しいです!
この記事では「上達を目指すあなたにゲンテンスティック XYの魅力」を解説します。
この記事を読むと
- 知名度の高いボード以外の特徴が分かる
- 「XY」の得意な滑り方が分かる
- 自分の滑りとボードが合うか分かる
「XY」はカービング、パウダー両方気持ちよく滑れるボードです!
私が実際使った感想からこのボードの魅力を解説します!
この記事の紹介する私は、
- 名前:まさ
- キャリア15年以上
- 年間滑走回数50回以上
- 活動場所は岐阜、長野、新潟
- カービング、パウダー得意
まず概要として、「XY」が属する Gentemstickのインディペンデントシリーズについて説明します。
Gentemstick インディペンデントシリーズとは
- MENS、WOMENS含めて6モデル
- Gentemstick入門〜上級者まで幅広い
というのが概要です。
私も「XY」を乗っており、
数年間Gentemstickを乗り続けてきた経験を
活かした説明をいたします。
この記事は今回、「XY」を掘り下げてて、
かなり詳しく説明をする記事です。
ALEX YODER MODEL「XY」の特徴まとめ
この「XY」の個性をまとめます。
- ノーズ、ウエストが太いボード
- サイドカーブは大きめ
- 硬さは柔らかめで扱い易い
- ボードを立てたずれないカービング得意
- パウダー浮力も当然抜群
「XY」はアレックスヨーダーが愛し監修したモデルです。
「STINGRAY」は「MANTARAY」は、
gentemstickを初めて選ばれる方が多く選択しますが、
これらは少し、ビギナーによったモデルです。
「XY」は太く、サイドカーブも大きいモデルで
カービング、パウダー滑走にある程度技量が
備わった方が乗ると
上記2モデルでは楽しめない魅力が備わったモデルです。
gentemstick XY(エックスワイ) 魅力①
以下の観点でXYの特徴を
INDEPENDENTシリーズと比較して
説明します。
- ノーズ幅
- ウエスト幅
- テール幅
説明していきます。
XY ノーズ長比較
XYのノーズ幅は
シリーズ中、二番目に太いボード
ノーズとはボード先端の幅のことで、
一般的にノーズ幅が太いほど、
パウダースノーからの浮力をもらいやすく
ボードは沈みにくいです。
太いボードのメリットは
- ボード表面積大でパウダー浮力が高
- ターン初期の安定性が増す
- 上記で安定するカービングが可能
逆に太いノーズ幅がもたらすデメリットは
- 太い分、ノーズが動かしにくい
- 動かしにくいとターンの切替鈍い
ゆえに、人気の「MANTARAY」よりは
XYはパウダー浮力が有利が軽快性は劣る
次にウエスト幅について説明します。
gentemstick XY ウエスト幅の比較
XYのウエスト幅は
シリーズ中、最もウエストが太いボード
ウエストとは足と足の間に位置するボード幅のことで、
「XY」は最もウエスト幅が太いです。
ノーズに加えてウエスト幅も太いと
ボード全体の表面積(雪に接するボード面積)が
広くなりますので、パウダーでの浮力で有利に
働いてくれます。
ゆえに、ウエスト幅も人気の「MANTARAY」よりは
XYはパウダー浮力が有利なボード
次にテール幅ついて説明します。
gentemstick XY テール幅比較
XYのテール幅は
シリーズ中、二番目に太いボード
テールは後足側のボード先端の幅のことで、
パウダー浮力の高い「GIANT MANTARAY」と同じで、
「XY」もテール幅は太いボードです。
パウダースノーではテール幅は非常に重要で、
テールが太いことでもたらす効果は
- ボード表面積が広く浮力増加
- テールが生み出すパウダー浮力増加
- ターンの最後でエッジが噛み易い
- 上記でずれないカービングが可能
パウダースノー滑走時でテールに荷重してボードを浮かせます。
テール幅が太いほどパウダーでの浮力を得ることができます。
総じて「XY」の特徴は
シリーズ中、トップクラスのパウダー浮力を誇るボード
パウダースノーでボードが沈まない原理が
分からない方は以下を参考にしてください。
次に二番目の特徴を説明してます。
XY(エックスワイ) 魅力②
以下の観点でXYの特徴を
INDEPENDENTシリーズと比較して
説明します。
- ノーズ幅:太い
- サイドカーブ
- テール幅:太い
ノーズ幅、テール幅はシリーズの中で
比較的に太いことを説明しました。
そこは省略してサイドカーブを他モデルと比較して
説明していきます。
XY サイドカーブ比較
このXYのサイドカーブで言えることは
シリーズ中、二番目にくびれが弱い。
サイドカーブはボードの個性が出るところです。
ノーズ、ウエスト、テールのボード形状に合わせて
ボード形状とバランスを取る仕様になってます。
一般的にはくびれであるサイドカーブが
強いものが多いです。
サイドカーブが強いことで
もたらす効果は
- 小回りが効きやすくボードが扱い易い
- 微妙なボードがしやすくツリーラン得意
- 上記でターンがし易く楽しいと感じ易い
逆にくびれが強いサイドカーブがもたらす
デメリットは
- 曲がり易くカービングがずれやすい
- スピードが上がると不安定になりやすい
ここでのまとめですが、
XYはサイドカーブが弱いので
ターン中にエッジがずれにくくスピード安定性抜群
という個性を持っています。
エッジがずれにくいことで、上手にカービングターンができます。
上手にカービングターンが可能になるとスピードが上昇します。
上昇しても太いボードですので、スピード安定性は抜群です。
ターンもスピードもコントロールができるようになり、
どんな場所も滑れるスノーボードスキルを養うことができます。
次に3つ目の特徴を説明します。
XY(エックスワイ) 魅力③
以下の観点でXYの特徴を
INDEPENDENTシリーズと比較して
説明します。
- ボード長
- ノーズ幅:太く安定
- ウエスト幅:太く安定
- サイドカーブ:くびれ弱い
ボード長以外は説明済みで省きます。
順に説明していきます。
XY ボード長比較
XYのボード長で言えることは、
XYはMANTARAYより3cmも長い
通常のボード長151〜156cmに近い長さです。
XYは157.3cmの長さで、通常ボードより長いです。
長いということは
そこに以下のメリットがあるからです。
- 直進安定性良い
- スピードが出やすい
- 使えるエッジが長い
というので、スピードが出せる嬉しさがあります。
上手にターンができると失速が少なくなり
自然とスピードが上がります。
カービングターンはスピードをある程度出して練習するのがおすすめです。
その際にコントロールしやすいボードだと一層安心です。
総じて「XY」をまとめると
スピードが上昇しても安心してカービングターン可能
という特徴が「XY」です。
最後に得意な滑り方を説明します。
XY 得意な滑りとデメリット
この「XY」の個性をまとめます。
- ミドル〜ロングのカービング
- ボードを立てた鋭いカービング
- 連続する3D地形
- 深めのパウダー滑走
- ボードが太く、少し瞬発的な動き苦手
- ボードをねじる脚力が必要
- ねじれないとターンしにくい
「STINGRAY」、「MANTARAY」は比較的にボードが素直に
曲がってくれますが、
「XY」はボードが太くサイドカーブに頼る滑りが難しい。
すなわち、ボードの扱いとしては
自分でボードをたわませて動かさないと扱いにくい。
スノーボードスキルが上達してくると
脚力が上がり、ボード操作も難なく可能です。
ただ、あまりスキルがないと扱いにくさが際立ってしまいます。
初、中級者やターン技術が未熟な方にはおすすめしません。
そこをデメリットとして考えるのではなく
簡単にデメリットとしてしまうにはこのボードが持つ多大な魅力を味わう前に選択肢から除外されてしまいます。
道具選びにおける私のおすすめの考え方は
「乗れるけど、少し難しいくらいちょうど良い」が購入満足度が高くなるお買い物と思います。
参考に私が滑ってるのも見て頂くと伝わると思います。このときは「XY」を使って2回目くらいです。
乗れれば、パウダー浮力が最高で「XY」の魅力の虜になってしまいました!
最後に
魅力的である「XY」について
その一端でもわかりましたでしょうか?
Gentemstickの中でMANTARAYより少し扱いにくいですが、
ターンのさせ方、スピードの活かし方を
乗り重ねることで気持ちいところがわかってきます。
まとめます。
- パウダー浮力が抜群なモデル
- スピードを出すパウダー滑走が得意
- 自分のターン技術を育てるのに最適
気になったからは以下から購入してみてください。
他にもっとゲンテンスティックことが知りたい方は以下もどうぞ。
楽しいボードを活かすのも殺すのもビンディングの取り付け方法次第です。良く分からない方は
以下もご参考にしてください。
ゲンテンスティックのラインナップが知りたい方は
こちらからどうぞ
以上です。