- パウダースノーが簡単に滑りたい
- パウダーボードが欲しいけど選び方わからない
- 初心者でも楽しめるオススメの板を教えて!
パウダースノーは普通のボードで滑ると上手になるまですごく時間がかかります。
スノーボード歴10年以上の経験がある私は
パウダーボードを10本以上使ってきて冬の間、滑走の8割以上がパウダースノーを滑って誰よりも詳しいです!
この記事は「誰でもパウダースノーが楽しめるパウダーボードの選び方とおすすめ」を解説します。
- パウダーボードを使う嬉しさ
- パウダーボードの選び方
- 滑走レベル別のおすすめボード
そしてなによりボードの賢い選び方が分かりますので
頑張って練習しなくてもパウダースノーが楽しめるのがパウダーボード!ボードに詳しい私が解説します!
パウダーボード は種類が豊富なので、これから初めて使う方やおすすめが知りたい方は以下のボタンから簡単に見れますよ。
\ おすすめモデルが知りたい方 /
この記事の紹介する私は、
- 名前:まさ
- キャリア15年以上
- 年間滑走回数50回以上
- 活動場所は岐阜、長野、新潟
- カービング、パウダー得意
では本題に進みたいと思います。
パウダーボードの選び方:ボードの使用用途で選ぶ
パウダーボードによって様々な個性があります。簡単に選び方を解説します。
- パウダー浮力を重視した特化型
- ボード1本でなんでも滑れる万能型
パウダーボードの選び方の考え方は
私は買い増しのパターンで最初はパウダーボードを選びました!
パウダーボードに慣れた後に万能型に買い換えました!
次に滑走レベル別におすすめボードを紹介しますのであなたの滑走レベルを見てください。
初、中級者向けパウダーボード おすすめ
まず初級〜中級者には
パウダースノー特化型の国産ボードを買い増すのがおすすめです
次に具体的なおすすめを紹介します。
初級者未満におすすめパウダーボード Scooter(スクーター)
初級者がほぼ全員楽しめるパウダーボードを紹介します。
それは、
おすすめの理由は
- 癖のない素直な乗り心地
- なんでも滑れちゃう贅沢モデル
- カービング練習にもGOOD
得意な滑りは
- 浅い〜膝下のパウダースノー
- カービングターン
- 地形を活かしたジャンプ
このモデルはとにかく
苦手なパウダースノーが得意になる魅力満点ボード
このボードは通常ボードとパウダーボードの中間な乗り味です!
通常ボードから買い替えされる方も違和感なく乗れますね。
詳細はこちらからどうぞ!
初級者以上向けはこちらです
中級者がほぼ全員楽しめるパウダーボードを紹介します。
それは、
おすすめの理由は
- 国産の中でもパウダースノー浮力高
- パウダーでのボード操作が容易
- キレのあるカービングも可能
- 地形を活かしたジャンプも得意
得意な滑り方は
- 浅い〜深いパウダースノー
- 地形を活かしたジャンプ
このモデルはとにかく
中級者が好きな深めのパウダースノーが得意なモデル
デイライフバーニアはよりパウダー向けですが、買って損した!って声は
聞いたことありません!パウダースノー専用でも良いくらいの魅力です!
スクーターは色々なボードがありますので、気になる方は
以下からもっと詳しく説明してますので、見てみてください。
次に、中、上級者喜ぶパウダーボードのおすすめを紹介します。
中、上級者のパウダーボードのおすすめ10選
中、上級者は初級者より滑走技術がありますので、おすすめのボードは
パウダースノー特化型と万能型の両方を使うのがおすすめです
おすすめメーカーは以下の通りです。
- MOSS snowstick
- Gentemstick
- Field earth
- TJ BRAND
中級〜上級者は癖があるボードでも乗りこなせると思います!選ぶ決め手は、自分の滑りとボードの特徴が合うか?から選ぶと良いです!
おすすめ:MOSS Snowstick(モス スノースティック)
MOSSとはどういうメーカーか?
- 雪の上でサーフィンがボードコンセプト
- サーフィンしていなくても問題なし
- パウダースノーを楽しむボード多数
- カービングも当然可能
紹介するのは以下の3モデルです。
MOSS SNOWSTICK | パウダー特化型 | 万能型 | パウダー特化型 |
---|---|---|---|
タイトル | WING PIN59 | 58SW | PQ60 |
ノーズ形状 | ピンノーズ | ピンノーズ | ピンノーズ |
テール形状 | ピンテール | スワローテール | スワローテール |
全長 | 1590 | 1580 | 1600 |
有効エッジ | 1071 | 1270 | 1210 |
接雪長 | 884 | 924 | 791 |
ノーズ幅 | 310 | 308 | 302 |
テール幅 | 289 | 300 | 289 |
セットバック | −46 | −45 | −5.5 |
MOSSは比較的ボードが柔らかい。板のエッジを雪にしっかり噛ませるより、ボードのしなりを活かした滑りがボードの個性に合いますね!
では具体的に紹介して参ります。
パウダー特化型のボードのおすすめ紹介
MOSS SNOWSTICKはカービングがある程度
可能な人が楽しさを引き出せるのメーカーです。
ゆえに中、上級者に向いていると言えます。
その考えでおすすめを紹介します。
WING PIN59
PQ60
- 上記はパウダーでスピード安定性良い
- 雪しぶきを上げる等テールを使った遊び得意
- ノーズが太くパウダー浮力も良い
この2つは雪と噛むエッジが短いため、パウダースノーで比較的に浮きやすいボードです。特にPQ60のほうがスピードが出やすいモデルです!
カービングが得意な万能型ボードのおすすめ紹介
MOSS SNOWSTICKの中でも
滑走が楽しくなるボードを紹介します。
独特の形状が生み出すターンの楽しさを
提供してくれます。
58SW
- パウダー滑走でスピード安定性良い
- スワローテール特有の切り上がるターンが楽しい
- テールに粘りがあり使えるエッジも長い
- ミドル〜ロングターンが気持ちいモデル
- ノーズも太くパウダー浮力も良い
テールに荷重する滑走スキルがあると真にボードの個性を活かすことができます。初級者の頃はボードの良さが分かりませんでした。
詳しくは以下の記事でMOSS SNOWSTIKを説明してます。
気になった方はぜひ参考にしてください。
おすすめボード:ゲンテンスティック
Gentemstickとはどういうメーカー?
- サーフィンを楽しむように、パウダーを楽しむコンセプト
- MOSSと異なりボードは全体的に硬め
- 状況に合ったボードチョイスがおすすめ
- カービングも当然可能
紹介するのは以下の4モデルです。
Gentemstickは雪の具合、天気に合うボードを選ぶのが良いです。
モデル毎にボード個性がはっきりしたものが多いですね!
では次に具体的に紹介します。
パウダーも滑れる万能型のボードのおすすめ紹介
MANTARAY
FLOATER
- Gentemstickの中で最も扱い易い
- ノーズが太くパウダー浮力良い
- 雪しぶきを上げる等滑りの楽しみは多い
- 全長もちょうど良くどのゲレンデに合う
個性が際立つモデルが多いので、初めはボードの個性が抑えめのこのモデルがおすすめ!違和感少なく滑れると思います!
Gentemstickの魅力をもっと知りたい方は
以下で詳細に説明してます。ぜひこちらもご覧ください。
カービング重視ボードのおすすめ紹介
TT165
Magic38
- 上級者はTT165でカービングを楽しんで頂きたい
- TT165はパウダーより地形等の滑走向け
- カービング&パウダーならMAGIC38
- MAGIC38はスピード安定性良い
- テールを使った遊びにも向いている。
Gentemstickで言う、TT等のモデルを
掘り下げて魅力を説明してます。
TT165関係が詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
MANTARAY等の人気モデルが詳しく知りたい方は
以下も参考になりますので、ぜひみてください。
おすすめ:Field earth(フィールドアース)
Field earthとはどういうメーカー?
- 北海道を拠点とするボードメーカー
- 船底のような3D形状が特徴のボード
- パウダー、カービング両方楽しめる
パウダーにおすすめなボード
X1
ARTRADE 3D
- 3D形状が滑らかなボード操作が可能
- 上記形状でボード浮力がGOOD
- 滑らかなカービングが楽しい
- パウダー、カービング両方楽しめる良いモデル
おすすめ:TJ BRAND(ティジェーブランド)
TJ1BRANDとはどういうメーカー?
- フリーライド=スノーボードを楽しむ、ボードを製造
- 船底のような3D形状のボードを取り扱う
- 上記で滑らかなエッジ操作、パウダーが滑走可能
パウダー重視のボードのおすすめ紹介
TJといえば、ナポレオンフィッシュです!!
- 3D形状が滑らかなボード操作が可能
- 上記形状でボード浮力も良い
- ボードも短く操作がしやすい
- ノーズも太いので更に浮力良い!
おすすめは以上です。
次になぜパウダーボードはパウダースノーが得意なのかを説明します。
パウダーボードのメリット(なぜ楽しいか?)
- パウダースノーでの滑走スキルをボードが補助
- 雪深い箇所でもボードが前に進んでくれる
当然、通常のボードでもパウダースノーは滑れます。
ただボードが雪に沈みやすく、ボードを浮かす滑走スキルが必要です。
そこを少しでも簡単に滑らせてくれるのがパウダーボードの魅力です!!
パウダーボードの大きな特徴は雪に沈みにくいの点です。
加えてこんなメリットがあります。
滑走スキルが未熟でもが楽しみながらレベルアップできる!
滑走スキルが未熟の時にボードに助けられたのを思い出します。
便利な道具は使わないと損です!
次にパウダーボードの特徴と選ばれる理由を説明します。
パウダーボードを選ぶ理由
パウダーボードによって様々な個性があります。
- パウダー浮力を重視した特化型
- ボード1本でなんでも滑れる万能型
パウダーボード 形状の特徴
以下がパウダーボード の特徴です。
- ノーズが太い
- 雪の抵抗逃しでテールが細い
- テール形状が特殊
- 直進安定のため全長が長い
- 失速防止で接雪長短い
パウダーボードを見慣れてない方は「独特な形だな」と感じると思います。
その独特な形状は
パウダースノーを楽しく滑るために考えられた形状なのです。
次に具体的な例を交えて説明します。
1本でなんでも滑れる万能型、パウダー特化型の違いを以下の表に示します。
例に挙げたボードは私が過去に使用経験があるボードです。
出典:https://www.gentemstick.com/assets/img/products/21-22_catalog.jpg
上記の有効エッジ、接雪長の数値が大きいほど、
カービング重視の万能型のパウダーボードです
逆に、有効エッジ、接雪長の数値が小さいほど
パウダースノーに特化したボードです。
パウダーボードが選ばれる理由その1(ボードが浮く原理)
通常ボードに対して、パウダーボードの魅力であるパウダースノーで沈まないかを説明します。
- 雪の抵抗でノーズが持ち上がる
- 後めの乗る位置がノーズの浮き上がりを妨げない
- テールを踏むとボードがさらに浮く
- 失速せずパウダースノーを滑走可能
というのがパウダーボードの原理です。
よくボードが浮くと表現されますが、実は
重要なのはボードが雪で失速しないことです!
ボードが雪で失速しなければ、雪に沈みません!
逆に通常ボードは以下の原理でボードが沈みます。
- 雪の抵抗でノーズが沈む
- 乗り位置の影響でさらにボードが沈む
- ボードが失速し雪に埋まる
通常ボードの形状は雪に沈みやすいです。
ゆえに、パウダースノーではボードを沈ませない滑走スキルが必要になります。
誰しもが最初から滑走スキルがあるわけではありません。
快適かつ楽しく滑るためにもパウダースノーが得意な道具を選ぶことをおすすめします。
滑走スキルは良い道具選びから始まりますね!
私は早くにパウダーボード に出会って本当によかったです!
パウダーボードが選ばれる理由その2(ボードのスペック)
パウダーボードは大きく2つの特徴です。
- パウダー浮力を重視した特化型
- ボード1本でなんでも滑れる万能型
具体的にボードスペックを例に説明します。
出典:https://www.gentemstick.com/assets/img/products/21-22_catalog.jpg
パウダー特化型か、万能型かの見分け方は
通常ボードに近いボードスペックであればカービングターンも得意な万能型、遠ければパウダー特化型であることが言えます。
パウダーボードの特徴でも挙げた通り、ボードが太く独特の形状ですが、パウダー特化型は初級者におすすめしてます。
- 接雪長が短いのでパウダースノーでターンし易い
- ボードが太くても扱いやすい
- 特に国産ボードは確かな実績でハズレが少ない
逆に万能型は中、上級者におすすめをしてまして、その理由は
- カービングターン行う頻度が多い
- カービング、パウダー両方好きが多い
- 滑走スピードが早い
- 接雪長が長いボードは速度安定性良い
まず初級者はパウダーボードに慣れることが大事です!
いきなり本格的なパウダーボードを選ぶと違和感が大きいですよ。
次によくある落とし穴について説明します。
まとめ | 通常のボード | パウダー特化型 | パウダー特化型 | 万能型 | 万能型 |
---|---|---|---|---|---|
メーカー | Scooter | NOVEMBER | Scooter | Scooter | Scooter |
モデル | SCT | RESKY | VERNIER | THRUSTER | MACHS |
おすすめ | 通常ボードから 乗り換えにGOOD | 誰でも気持ち良い パウダーが滑走可能 | パウダー&カービングを 両方楽しむ方向け | カービング向け。 ボードは硬め。 | |
全長 | 1550 | 1550 | 1550 | 1550 | 1560 |
有効エッジ (長い方が良い) | 1200 | 1150 | 1100 | 1150 | 1150 |
接雪長 (長い方が良い) | 1160 | 910 | 930 | 1090 | 1100 |
ノーズ幅 | 291 | 291 | 311 | 305 | 302 |
テール幅 | 291 | 291 | 291 | 292 | 296 |
セットバック | 0 | 10 | 10 | 10 | 0 |
価格 | 95700円 | 96800円 | 105600円 | 102300円 | 102300円 |
初心者への おすすめ度 | (2 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3 / 5.0) |
パウダースノーも滑れる万能型パウダーボードの落とし穴
道具選びでだいたいの方が惹かれてしまう万能型のデメリットは
パウダーボードを選んだことない方は知らない事実ですよね。
理由はパウダースノー浮力に特化したパウダーボードより
雪と接する時間が長い=雪に沈み始めるのが早い
ゆえに、あなたがどういう用途で
パウダーボードを使用するかが重要です。
私は過去、万能型とパウダースノー特化型の両方を使ってきました。
それぞれの良さがありますので、選んでみてください!
次によくある質問について説明します。
パウダーボードに関するよくある質問
よくある質問です。ここが意外にパウダーボードを
選ぶ上のボトルネックになっているみたいです。
- 普通に滑れるの?
- カービングターンできるの?
- どのパウダーボードが良いか分からない
順番に説明します。
パウダーボード と言っても通常のボードに劣るわけではないです!
パウダーもカービングターンも滑れて、一石二鳥の良さがありますね
最後にまとめの解説をまとめをします。
パウダーボードのおすすめのまとめ
最後におすすめのパウダーボードについておさらいしましょう。
初、中級者の初パウダーボード は
- ScooterのTHRUSTER
- ScooterのDAYLIFE VERNIER
中、上級者の初パウダーボード は
- MOSS SNOWSTICKのPQ60
- GENTEMSTICKのMANTARAY
- FILDE EARTHのX1
- TJ BRANDのNAPOLEON FISH
初心者の方でもパウダースノーを楽しみたくて、パウダーボード を選ぶ方が増えました。
スノーボードを楽しむには、楽しめる道具を選ぶのが重要です。
パウダーボードは普通の板より少し値段が高いですが、通常のボードにはない魅力があります。
パウダーで浮力抜群のボードを選んで、スノーボードを楽しんでください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。